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教室紹介

教授インタビュー

 
 
 

名古屋市立大学
消化器外科学教授

瀧口修司 インタビュー

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最先端治療をもっと身近に

医学の発展に伴い、高度化・専門化・細分化など医療現場が大きく変わるなか、名古屋市立大学病院 消化器外科も進化し続けています。最先端治療をもっと身近にするために、どんな取り組みをしているのか、瀧口修司教授が語ります。

内視鏡手術をさらに一歩進めたロボット支援手術

名古屋市立大学病院 消化器外科では、年間900件以上の全身麻酔手術を行っています。そのうち8割以上が内視鏡手術です。開腹手術に比べて患者さんへの負担が少ないことはもちろん、お腹の中の細部まで確認できるので、より精度の高い根治性に優れた手術が可能です。そして内視鏡手術をさらに一歩進めたのが、人間の手のかわりにアームを遠隔操作するロボット支援手術。自在にアームの角度を動かすことで、がんをそのままくるんだ状態で切除できるので、外科医が望む治療を実現する重要なツールとなっています。

全国で指折りの水準を誇る手術環境

名古屋市立大学病院では、胃がんは全例、直腸がん・膵がん・肝臓がん・食道がん・膵頭十二指腸切除もできる限りロボット支援手術で行います。デジタルハイビジョンをはるかに越える画素数を持った「4K内視鏡システム」を完備し、3Dモニターで術者と助手が遠近感をもって手術するシステムも取り入れ、全国大学病院のなかで指折りの水準を誇っています。

患者さんの立場で考え最善の治療を提案

医療の基本は思いやりです。常に患者さんの気持ちに寄り添い、患者さんの立場になって考え、最善の治療提案ができるように心掛けます。外来で患者さんに手術を説明する際は、ロボットの鉗子のなめらかな動きを実際に見てもらうなど、より安心して手術を受けていただくようにしています。
また、消化器外科と消化器内科は治療のアプローチが異なるものの、扱う病気は同じ場合が多いので、内科と外科の垣根を低くし、協力しながら診療することも重視しています。ベストの治療を互いに検討して提案することは、患者さんにとってもメリットが大きいと思います。

東部・西部医療センターとの連携を強化

2021年4月、東部医療センターと西部医療センターが名古屋市立大学の医学部附属病院になりました。10km圏内の3院いずれにおいても同じクオリティの治療が受けられる。それが私たちに期待されることです。私たちのモットーは「〜いい手術をするために、あらゆる努力をしよう〜Make an effort to perform best surgery」。これからも東部、西部、桜山(名古屋市立大学)が一丸となり、市民の皆さんが安心して生活できる医療環境を整えていきます。

Professor Message

名古屋市立大学
消化器外科学教授

瀧口修司 インタビュー

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若い医師に伝えたいこと