充実したチーム医療体制
外科学には専門知識、技術のみならず冷静な判断力、高邁な人格並びに情熱が強く要求されます。 このような外科学を理解・実践すべくカリキュラムを組み指導をしています。
当科では臓器別に、上部消化管・下部消化管・肝胆膵と3つのグループで構成し、各グループ間の連携を非常に密にとっています。各グループにおいて、対象疾患に対して適切な治療方針を検討するとともに全体カンファレンスでも治療方針・手術内容・術後経過の検討を綿密に行っています。その為、全領域において詳細で継続的な研修を積むことが可能です。
消化器外科医のキャリアアップ
当科では、おおよそ5~7年目に外科専門医、7~10年目に消化器外科専門医を取得できるよう、研修プログラムを組んでいます。また、およそ6~10年目を目安に大学院での研究を行い、医学博士の取得を目指します。
さらに、近年では体にやさしい手術(腹腔鏡などを用いた低侵襲手術)が、術後の体力低下を抑えることによって、早期回復を期待できると言われています。当科でも積極的に取り組んでおり、およそ10~15年目の内視鏡外科技術認定医の取得を目指し、日々技術向上に励んでいます。現在、厳しい審査に合格した当科の技術認定医は、胃領域2名、大腸領域2名、肝胆膵領域1名(高度技能専門医)、ヘルニア1名の計6名おり、種々の疾患に対し、高度な医療を提供するとともに、後進の指導に励んでいます。
関連病院との綿密な連携
消化器外科で扱う疾患はヘルニアや胆石などの良性疾患から胃がん、大腸がん、膵臓がんなどの悪性疾患、また消化管穿孔や外傷などの緊急手術と多岐に渡り、数々の症例を経験する必要があります。また、重症疾患の治療に携わる機会も多く、非常にやりがいのある充実した臨床を学ぶことができます。
当医局では関連病院との連携を密に取り、外科研修医ひとりひとりの経験症例数を常に把握し、まんべんなく数々の臨床経験が積めるように研修プログラムを組んでいます。
すべての入局希望者は平等であり、学外学内を問わず、男性女性を問わず、年齢を問わず、他科経験者でももちろん大歓迎、広く海外からも入局希望者を応募しています。
研修を希望される方はいつでも連絡をお待ちしております。
関連病院一覧
病院名 | 病床数 |
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刈谷豊田総合病院 | 710 |
トヨタ記念病院 | 513 |
名古屋市立西部医療センター | 500 |
蒲郡市民病院 | 382 |
稲沢厚生病院 | 300 |
JA愛知厚生連 知多厚生病院 | 259 |
三重北医療センター いなべ総合病院 | 220 |
名古屋市厚生院 | 204 |
JA愛知厚生連 足助病院 | 190 |
NTT西日本東海病院 | 150 |
病院名 | 病床数 |
---|---|
豊川市民病院 | 527 |
松波総合病院 | 501 |
名古屋市立東部医療センター | 498 |
名古屋徳洲会総合病院 | 350 |
社会医療法人明陽会 成田記念病院 | 284 |
JA三重北医療センター 菰野厚生病院 | 230 |
名古屋市立緑市民病院 | 205 |
あま市民病院 | 199 |
名古屋共立病院 | 158 |
中野胃腸病院 | 67 |